先進医療による治療

先進医療とは、将来的に保険導入が期待されている医療技術で、厚生労働大臣が承認したものをいいます。

治療方法として確立していますが、まだ保険の適用が認められておらず、公的医療保険の適応対象とすべきか検討の段階にある医療です。そのため、先進医療にかかわる費用（技術料）は公的医療保険の対象外となり、治療内容によっては患者さん自身が全額負担しなければならない場合もあります。

医療技術の進歩によって、今後も新たな医療技術が先進医療に追加されていくと考えられています。一方、現在先進医療として承認されている治療が一般的に行われる治療方法にまで普及すると、先進医療の指定から外され、通常の治療方法と同様に公的医療保険の対象になります。

よって、対象となる先進医療や施設基準に適合する病院または診療所は随時変更されます。

先進医療の治療を受けられた日時点に承認されている先進医療が給付金お支払いの対象となります。詳しくは、厚生労働省のホームページ「先進医療の概要について」にて最新情報をご確認ください。